冷え込みが強まった朝にしかみられない愛媛大州の風物詩「肱川あらし」をAIで事前予測しようという新たな取り組みを取材。岡山理科大学、気象学専門の大橋唯太教授の研究グループは専用のホームページを立ち上げ観測結果を一般に公開している。気象庁が公開している周辺の気温や風速、海面水温など約20のデータをAIに学習させ2日前から「肱川あらし」の発生確率を算出するシステムを開発。住民たちの情報も研究に役立てている。地元で肱川あらし予報をする濱田毅は「前日の気温の感じとかいわゆるその光の力加減とかそういったもので判断する」とコメント。昨シーズンは20回発生し8割で予測に成功。予測で特に難しいのは発生直前での気象条件の変化だという。AIの解析で発生条件がわかってきた。大橋は「非常にきれいな景色をぜひ見てほしい、そして感動してほしい」とコメント。