島根県が県内唯一の百貨店が閉店し百貨店ゼロの県が3例目となった。昨日、一畑百貨店が閉店した。さらに今年7月には岐阜高島屋も閉店予定となっていてこれで百貨店ゼロが4県になるという。甲府の百貨店「岡島」は去年3月に近隣の商業施設に移転した。売り場面積を約4分の1に縮小し光熱費などの固定費を大幅カットし来店者数は移転前と変わらず黒字をキープできている。ディオールやシャネルなどのコスメブランドを中心に客層に変化があるという。移転前の商業施設はアニメグッズやアミューズメント施設が入っていて元々は若いお客が多かったので岡島にも若い客が増えたとのこと。松坂屋静岡店は7階フロアを全て水族館にリニューアルした。独自性を打ち出し従来のイメージを脱却し幅広い客層にアピールしたかったという。松山三越では全客室にフィンランド式サウナ付高級ホテルを併設した。地方百貨店の連携戦略で全国ご当地おすすめ名産品と題して複数の地方百貨店などが連携して合同ECサイトを開設している。各百貨店のバイヤーが厳然した全国の名産品を販売している。2021年開始以来当初の6社から13社に倍増している。