パリ五輪、体操個人総合。東京五輪金メダルの橋本大輝と20才の岡慎之助が出場。地元の千葉・成田市からパブリックビューイングで声援が送られた橋本は最初の床で14.633の高得点をマーク。しかし、続くあん馬で落下のミスでまさかの12点台。一方、岡は床で美しい演技を披露するとあん馬でも大きなミスなく2種目終わって首位に立った。さらに4種目目の跳馬では着地も耐えた。最後の鉄棒を残し2位と0.334差で首位。メダル争いが混沌とする中、まずは2位の肖若騰が首位に。岡は鉄棒で14.033以上が必要に。着地は一歩乱れたが14.500で再びトップに。そして、ラストは中国のエース・張博恒。岡との差は14.866。わずかにバランスを崩すも着地を成功。14.633の高得点。しかし、わずかに及ばず。最終結果では岡の勝利。連覇を目指した橋本大輝は6位に終わったが次世代エースが日本勢6人目の個人総合金メダルという快挙を達成した。岡は試合後のインタビューで「感謝の演技が出来た」などコメント。