岡慎之助を小学2年生から指導していたおかやまジュニア体操スクールの三宅代表に話を聞く。三宅は、金メダルを獲得した岡について、オリンピックでの成長を感じた、大事なときに失敗する岡ではなくなったなどとし、ジュニアから体の動かし方を時間をかけて練習してきた、身長の低さをカバーすることに3~4年をかけたなどと話した。岡の体操の特徴について、三宅は、しなりがあって、姿勢が変わらず、倒立が美しいことが魅力で、これは努力の積み重ねの結果であるなどとし、反復練習を行ってきたことで、もっとやれるんじゃないかという力が演技につながっているなどと話した。三宅の指導のなかで、岡は一度も泣いたことがなかったという。メダル獲得後、岡から、電話があり、よく頑張ったと伝えると、岡は、褒めてくれてありがとうございますと話したという。三宅は、指導中も含め、これまで岡を褒めたことがなかったという。岡は、このあと、種目別の平行棒と鉄棒の決勝に臨む。三宅は、持ち味の美しさを世界中に見せてもらいたい、帰国後、メダルを見せてもらいたいなどと話した。