1台の車両から登場したのは杉山清貴さん、中西保志さん、澤田知可子さん、中西圭三さん、岡本真夜さんの5人。今年15周年を迎える「AROUND40 MEMORY CONCERT~FOREVER~15th Special~新たな1ページへ~」に出演するため全員揃っての会場入り。岡本さんは今年初参加で「耳が夢のよう」と話す。贅沢なコンサートはそれぞれの代表曲を存分に味わえるソロパート以外にも昭和・平成の名曲カバーも見どころの一つ。澤田さんによると、15年前の開催当初は気まずい空気が流れていたという。長年ステージをともにする中で、ライバルから戦友へ。その過程でパフォーマンスにも変化が起きてきたという。5人でのステージが終わると、もう一つの見どころソロパートへ。岡本さんが200万枚のセールスを記録した「TOMORROW」を歌えば、中西保志さんは数多くの人にカバーされてきた「最後の雨」を、中西圭三さんは自身が楽曲提供し、ZOOやEXILEに歌い継がれてきた「Choo Choo TRAIN」を披露。杉山さんはオメガトライブ時代の楽曲「ふたりの夏物語」を弾き語りで歌い上げた。澤田さんは1990年にリリースした「会いたい」を披露。37回に及ぶ直しの末できた歌詞に澤田さんは驚愕したという。澤田さんのファン第1号を宣言してくれた亡くなったバスケ部の先輩。そして、「会いたい」の歌詞に登場するバスケを教えてくれた“あなた”。2人の共通点に澤田さんは運命を感じたそう。亡き想い人からのエールにも感じたという「会いたい」。リリースされるとラジオから火がつき、21世紀に残したい泣ける名曲ランキングで1位を獲得するなど、爆発的ヒットを記録した。