今朝の閣議で岸田内閣は閣僚らの辞表を取りまとめ、総辞職した。岸田総理の在職日数は歴代8位となる1094日間で、総辞職にあたり岸田総理は「経済、社会、外交の各分野において変化を力にする取り組みを着実に進めてきた」などとする談話を出している。退任する閣僚からは近く行われる解散総選挙をにらんだ発言が相次いだ。きょう召集される臨時国会では岸田総理の後継を決める総理大臣の指名選挙が行われ、自民党・石破総裁が第102代の内閣総理大臣に指名される。その後、直ちに組閣に着手し、官房長官には林氏を続投させ、財務大臣には加藤氏と総裁選で戦った2人を政権の骨格に据える。また、石破陣営の選対本部長を務めた岩屋氏を外務大臣に、村上氏を総務大臣に起用する。このほか子ども政策担当大臣に就任する三原じゅん子氏やデジタル大臣の平氏など初入閣組が13人に上る石破内閣は今夜発足する。