今夜の第二戦では、佐々木朗希が先発。メジャーリーグデビューを果たす。今季ドジャースに移籍した佐々木朗希。岩手県陸前高田市出身で、小学3年生のときに東日本大震災で被災し、父と祖父母を亡くした。その後、大船渡市に移り住み、中学時代には多くの強豪校から誘いを受けるほどの選手に成長。地元の仲間と甲子園に行きたいと大船渡高校に進学。高校球界最速となる163キロをマークするなど、令和の怪物と呼ばれるまでに。プロ入り後はプロ野球記録となる1試合19奪三振を記録し、史上最年少で完全試合を達成。さらに大谷選手に並ぶ、プロ野球日本選手史上最速の165キロをマーク。今年、アメリカで新たなスタートを切った佐々木朗希はキャンプ初日から、その実力を発揮。ドジャース一筋のバーンズ捕手は直球とスプリットは特別だと絶賛。一方、地元・大船渡市は山火事に見舞われた。佐々木朗希は1000万円の見舞金と寝具500セットを寄付。日本時間5日、プレーで故郷を元気づけた。移籍後、初めての実戦登板で圧巻の奪三振ショー。2度目のオープン戦でも4回無失点と好投し、開幕第2戦での先発登板の切符を獲得。今夜、佐々木朗希はメジャーリーガーとしての第一歩を踏み出す。
住所: 岩手県大船渡市