キャンプ・デービッドから中継。日米韓首脳について岸田首相が会見。マウイ島での火事の犠牲になった人々のご冥福をお祈り申し上げる。我が国は被災者救援の為、総額200万ドル規模の支援を行うことを決定した。ジョーや尹大統領との信頼関係を更に深める貴重な機会となった。今回史上初の単独で日米韓首脳会談を開催した。本年1月に岸田首相が米国を訪問し、その後3月に尹大統領が日本、4月に米国を訪問され5月には岸田首相が韓国を訪問し相互の関係を強化してきた。現在、ロシアによるウクライナ侵略により国際社会は根幹が揺るがされている。東シナ海などにおける力による一方的な現状変更の試みは続き、北朝鮮による核ミサイルの脅威は増大している。こうした状況において今、日米韓三カ国の戦略的連携をすることは必然である。
今後三カ国の協力を3つの観点から展開していく。1点目は日米同盟と米韓同盟の連携を強化し、日米韓安全保障協力を引き上げる。複数水域に及ぶ日米韓共同訓練を毎年実施し、さらに昨年11月に合意した北朝鮮ミサイル警戒情報のリアルタイム共有に関しては初期的措置を実施した。また、北朝鮮の核ミサイル開発の資金源と目されるサイバー活動に関する日米韓ワーキンググループを立ち上げる。2点目は日米韓の連携の促進と分野の拡大。北朝鮮での対応については地域の抑止力や対処力の強化に加えて、制裁について完全な履行に向けた連携の強化を確認すると共に、2024年に国連安保理でも緊密に連携する。同時に北朝鮮との対話の道が開かれている事についても認識を共有した。拉致問題の即時解決に向け、ジョーと尹大統領から力強い指示を改めて貰った。また、自由で開かれたインド太平洋に実現に向けインド太平洋対話や開発協力等を通じて連携し、その中でASEAN及び太平洋島諸国について海洋安全保障分野での能力構築支援について強調していく。さらに経済安全保障分野では重要新興技術協力などの協力等を進めていく。
3点目は日米韓協力の枠組みの整備。それにより三カ国の連携を継続的かつ安定的に強化していく土台を作る。日米韓三カ国のあらゆるレベルで連携を進めていくことを確認した上で、日米韓首脳会合を年に1回開催する。同時に外務大臣、防衛大臣、国家安全保障局長もそれぞれ年に1回会合を行う。さらに財務大臣、商務産業大臣会合も行う。国際社会が歴史的な転換点にある中、キャンプ・デービッド原則を日米韓協力の新たな羅針盤として具体的協力を実行する。
今後三カ国の協力を3つの観点から展開していく。1点目は日米同盟と米韓同盟の連携を強化し、日米韓安全保障協力を引き上げる。複数水域に及ぶ日米韓共同訓練を毎年実施し、さらに昨年11月に合意した北朝鮮ミサイル警戒情報のリアルタイム共有に関しては初期的措置を実施した。また、北朝鮮の核ミサイル開発の資金源と目されるサイバー活動に関する日米韓ワーキンググループを立ち上げる。2点目は日米韓の連携の促進と分野の拡大。北朝鮮での対応については地域の抑止力や対処力の強化に加えて、制裁について完全な履行に向けた連携の強化を確認すると共に、2024年に国連安保理でも緊密に連携する。同時に北朝鮮との対話の道が開かれている事についても認識を共有した。拉致問題の即時解決に向け、ジョーと尹大統領から力強い指示を改めて貰った。また、自由で開かれたインド太平洋に実現に向けインド太平洋対話や開発協力等を通じて連携し、その中でASEAN及び太平洋島諸国について海洋安全保障分野での能力構築支援について強調していく。さらに経済安全保障分野では重要新興技術協力などの協力等を進めていく。
3点目は日米韓協力の枠組みの整備。それにより三カ国の連携を継続的かつ安定的に強化していく土台を作る。日米韓三カ国のあらゆるレベルで連携を進めていくことを確認した上で、日米韓首脳会合を年に1回開催する。同時に外務大臣、防衛大臣、国家安全保障局長もそれぞれ年に1回会合を行う。さらに財務大臣、商務産業大臣会合も行う。国際社会が歴史的な転換点にある中、キャンプ・デービッド原則を日米韓協力の新たな羅針盤として具体的協力を実行する。