きょう発足した「内閣感染症危機管理統括庁」は新型コロナ対応を巡って病床確保の遅れなど課題が指摘されたことを教訓に感染症対策の司令塔として設置された。発足式には岸田首相が出席し、自らが希望した看板を新たに担当となった後藤感染症危機管理担当大臣と共に部屋の入口に掛けた。岸田首相は「3年余の新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえ次の感染症危機に備え万全の備えを構築してもらいたい」と指示した。統括庁では専門家などによる会議を開き政府の行動計画についてコロナ対策を踏まえて見直す作業に入ることにしている。