岸田総理は、9月の総裁選で再選を目指している。ひとつめのポイントは4月。細田前衆院議長の死去に伴い補欠選挙が予定されている。結果次第では岸田おろしにつながる可能性もある。6月もポイントになる。攻めに転じることもできる時期だ。G7サミットがあり、減税措置の効果が給与に反映される時期でもある。支持率が上向けば、一か八かの解散総選挙もあり得る。9月もポイントだ。自民党議員が国民人気の高い小泉氏らを担ぎ、岸田総理の再選は阻む動きに出る可能性もある。今年3月末までの来年度予算成立が大前提となる。今年最大のテーマである政治改革が中途半端なカタチとなれば、国会で野党の猛攻撃を受ける。途中で辞任せざるを得ないかもしれない。