きのう総務省が発表した消費者物価指数で年間の平均が前年比3.1%上昇する高い伸び率となった。3%超となるのは41年ぶりとのこと。物価高への助けとなるのが賃上げで、岸田総理は物価上昇を上回る所得増を実現しなければならないなどと話している。政府や財界が賃上げの大合唱をする一方で中小企業の賃上げは大変で、従業員約220人を抱えるアキダイでは物価高に苦しみながら賃上げを行っているとのこと。専門家は物価上昇を賃上げが上回るためには大・中小企業の平均で4%ほどの賃上げ率が必要となり、中小企業にとっては難しいため今年達成される可能性は高くないだろうなどと話した。