先週の国賓待遇での米国訪問について、岸田総理大臣は衆議院本会議で日米両国の関係をより強固にできたとしたうえで、訪問の成果を踏まえ自由で開かれた国際秩序の維持強化に取り組んでいく決意を示した。この中で岸田総理大臣は“日米首脳会談や議会演説などの訪問日程を振り返りつつ、国際社会が複雑かつ多様な課題に直面しわが国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、日米両国がかつてなく強固な友好信頼関係に基づくグローバルなパートナーとなっていることを確認した”などと述べた。また首脳会談で、自衛隊と米軍のそれぞれの指揮統制の向上を図っていくと合意したことについて、部隊の統合を意味するのではないかと指摘されたのに対し「米軍の事実上の指揮統制のもとに自衛隊が置かれることはない」などと述べた。