3か国を歴訪中の岸田総理大臣は日本時間のけさ早く、パラグアイのペニャ大統領と首脳会談を行った。中国を念頭にした東アジア情勢の意見交換では、「力による一方的な現状変更の試みは許されない」ことを確認した。ペニャ大統領は会見で台湾に言及し、「長い外交関係を有している。今後とも広範な協力関係を推進したい」と述べた。また、食料資源が豊富なパラグアイなど南米4カ国が加盟する関税同盟「メルコスール」について、岸田総理は「経済関係の緊密化を進める」との考えを示した。ブラジルでは約10年ぶりの中南米向け政策スピーチをする予定。