岸田総理大臣が来月の自民党総裁選挙に立候補しない意向を表明。岸田首相はこれまで「拉致問題解決のためには北朝鮮・金正恩総書記とのトップ同士の関係構築が極めて重要」とし、「早期に首脳会談を実現すべく総理直轄のハイレベルで協議を行っていきたい」と述べてきた。拉致被害者家族会代表で横田めぐみさんの弟・横田拓也さんは「深刻な人権問題解決のための水面下の交渉がリセットとなることは残された拉致被害者が更につらい時間を過ごしていくことになり残念。拉致問題は国内外、与野党関係なく人として許される問題ではない。次にどなたが総裁になっても強い気持ちで必ず解決してもらいたい」とコメントを出した。