岸田総理大臣は、来月の自民党総裁選挙に立候補しない意向を表明。政治部・清水大志の解説。政権幹部によると、国会が閉会した6月ごろから、身を引くことも、具体的な選択肢に入れて、時期を探ってきたよう。昨夜からけさにかけて、側近である自民党の木原幹事長代理らと会談し、決断したものと見られる。自民党内では、岸田政権の政策運営を評価する声がある一方で、内閣支持率の低迷が続く中、対立候補を模索する動きも激しくなっていた。総裁選挙の日程が来週決まるのを控え、外交を含めた政策課題も一定の区切りがついたとするこのタイミングで表明したという。