自民党は総裁選挙に関する選挙管理委員会で、投開票日を来月27日に正式決定した。11人が立候補に意欲を示す総裁選は動きが活発化している。昨日いち早く名乗りをあげた小林鷹之前経済安保相は、早速議員の事務所を回り直接協力を呼びかけている。河野デジタル大臣は来週26日にも立候補を表明する方向で調整している。また、石破元幹事長も近く、立候補を表明することを検討している。自民党本部では岸田総理大臣が総裁選への不出馬を表明して以降、初めてとなる役員会が開かれた。岸田総理は不出馬の理由を説明し、「総裁選を終えたあとは主流派も反主流派もなく、一致団結し、真のドリームチームを作り、来たるべき国政選挙に臨んでもらいたい」と述べた。一方、自民党は今朝総裁選管理委員会を開き、総裁選の選挙期間を過去最長となる15日間とすることとし、9月12日に告示、27日に投開票とする日程を正式決定した。かなりの長期戦となり、各候補は推薦人の確保とともに、立候補を表明する時期を見極める状況が続く。