衆議院がきのう解散されたことを受けて全国の警察本部長を集めた会議が東京で開かれ、警察庁の露木康浩長官は「選挙が公正に行われ国民の意思が正しく政治に反映されることは民主主義の根幹だ」と述べたうえで、全国の警察本部長に対し軽微な違反であっても警告を行うことなどによって早期にやめさせることと、ことし4月の衆議院補欠選挙で街頭演説を妨害する行為が繰り返されたことを念頭に、これらの行為に対して適切に対処することなどを指示した。今回の衆議院選挙は、安倍元総理大臣が銃撃された事件や、去年岸田前総理大臣が襲撃された事件以降初めての総選挙となる。