石破総理大臣が自民党新人議員15人に1人10万円分の商品券を配布した問題を巡り、立憲民主党や国民民主党は国会の政治倫理審査会での石破総理の説明を求め批判を強めている。立憲民主党・野田代表は広島市で「一部報道で商品券配布が報じられた岸田前総理も記者会見などで説明責任を果たすべきだ」との考えを示した。一方、自民党の小野寺政調会長は福島市で「少数与党で来年度予算案が年度内に成立すれば憲政史上初めてだ」とした上で「政府に言いたい。高額療養費の問題や政治資金の問題、商品券の問題でこの難しい状況に影響を与えないでほしい」と述べた。香川・坂出市で国民民主党・玉木代表は、石破総理はさっさと出てきて説明するものは説明する、政倫審にも出ればいいんです、そんなことで予算委員会やその他の委員会の時間を使わないでほしいと述べた。