今年7月~9月の訪日外国人の旅行消費額は1兆3904億円で、2019年同期より17.7%増加してコロナ前の水準を初めて上回った。円安の影響で国内の商品やサービスの割安感が高まって富裕層の消費も活発化し、愛媛県の大洲城貸し切り宿泊など高額商品も人気を集めている。一方で各地の観光地ではオーバーツーリズムの問題も起きていて、昨日政府は対策として主要駅と観光地を結ぶ急行バスの導入や混雑に応じた鉄道運賃設定などを取りまとめた。旅行アナリストの鳥海さんは「ホテルの少ない地方などに高価格帯のホテル整備するなどするとより効果的」などの指摘をした。