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「嶋根卓也研究室長」 のテレビ露出情報

10代の若者が風邪薬などの市販薬を乱用するケースが増えている。国立精神・神経医療研究センターの調査によると、高校生の約60人に1人は乱用の経験がある。薬の過剰摂取はオーバードーズともいわれる。オーバードーズは意識障害など命に関わる場合もある。乱用の目的はつらい気持ちから解放されないなど、精神的に追い込まれて使用するケースが目立つ。10代依存症患者の主な薬物は市販薬が最も多くなっている。ネットやSNSで乱用に関する情報が簡単に入手できる事や、違法薬物ではないことなどが増加の背景に背景にある。厚労省は市販薬の販売規制を強化する方針。
今回の販売規制案だけでは限界がある。国立精神・神経医療研究センターの嶋根氏は薬剤師のゲートキーパー化や学校での予防教育の強化が必要だと話す。乱用経験のある高校生の主な特徴は、学校が楽しくない、大人不在で過ごす時間が長いなど、社会的孤立という共通項がある。周囲が早めに気づき、サポートすることが重要となるが、主な相談先には自治体の精神保健福祉センター、依存症治療の専門病院などがある。

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