参院選で新たに14議席を獲得し躍進した参政党。オレンジのものを見に付け、活動を支えている人の姿が目に止まる。その多くが参政党が熱心に集めてきた党員。活動はポスター貼りにとどまらず、SNSでも。スマホな不慣れな高齢者に向けて、拡散の仕方を教える講習会まで開かれているという。一般党員は月1000円、運営党員は月2500円と1年で万単位に及ぶ党費。自民党と立憲民主党の年4000円と比べても突出して高い金額だが、払ってでも支えたいという人が少なくない。選挙の足腰となる地方組織。神谷氏によると党員は8万5000人。3年前の約2倍となり、立憲にも迫る勢い。結党から5年、地方議員も151と拡大傾向にある。今回参政党と同じく議席を増やしたのが手取りを増やす夏を掲げて戦った国民民主党。激戦の東京で2人が当選。4議席から17議席となり存在感を増している。玉木代表も現役世代への訴えが響いたと実感している。