モリタで作られた消防車に対し、最後に行われるのが転覆角度試験。消防車には様々な救助機材や水槽などを搭載されているため、車両によっては最大重量が20tにも及ぶものもある。万が一倒れたら大事故になってしまうため、傾斜時やカーブにおいても転覆せずに安全に走行ができるか最終試験が行われている。転覆角度試験クリアとされているのが傾斜30度。タイヤが浮いたり、車両が転倒した場合、出荷不可能。転覆角度試験を見学。この車は傾斜30度でも車体をキープできたので、このはしご車は基準クリアで出荷される。重要な試験を担当していたのが、製品検査課の長さん。長さんは女性初の検査担当として、出荷前の試験や検査を行なっている。消防業界では、女性の割合が増加傾向にあり、現在全国6000人の女性消防官が活躍。今年4月には埼玉県川口市の消防局で女性初の消防長も誕生した。女性隊員が増えたこともあり、運転しやすい小型ポンプ車など女性にも扱いやすい機材や車両の開発が進んでいる。
