川崎市の工場の従業員が謎の集団肺炎を起こした。川崎市健康安全研究所で患者の血液や喉の粘膜を分析し、オウム病クラミジアという細菌の一種が見つかった。一般的な肺炎に効く抗菌薬や抗生剤が効かず特徴的な症状がないため、患者を診てすぐ適切な治療に結びつけることが難しい。オウムなどの鳥が一定の確率で保菌していると言われているが、患者は誰も鳥と接触していなかった。工場周辺を調べるとハトが巣を作っており、フンからオウム病クラミジアが検出された。換気扇からクラミジアの粒子が入り、多めに吸い込んだ人が発病した。最所に入院した阿部さんはオウム病に効く抗菌薬を投与し22日後に退院し、他の人たちも回復した。
