川越氷川神社の調査員の松山さんによると、上段は徳川家が祖先とした、源氏物語が描かれている。歌舞伎の「一谷嫩軍記」という物語でもしられる有名な一幕で、梅の木の下で源義経と武蔵坊弁慶の姿が。規律の厳しさと主従の絆を伝える場面。いかつい弁慶の表情は緊迫感が漂う。北の面には源頼朝が千羽のツルを放ち、生き物下の慈悲を示したという放生会が彫られている。逆巻く荒波のうねりの中で、天高く舞い上がらんとする鶴たちの躍動感が木肌から伝わる。
西面は美しい浄瑠璃姫のために笛を吹く牛若丸。今生の別れを予感させる静かなノミのあとに対し、正面南側には凄まじい質感で迫る彫刻の塊が。睨みをきかせる鳴気龍は大胆で圧倒的な彫りの極み。その作者は嶋村俊表。
西面は美しい浄瑠璃姫のために笛を吹く牛若丸。今生の別れを予感させる静かなノミのあとに対し、正面南側には凄まじい質感で迫る彫刻の塊が。睨みをきかせる鳴気龍は大胆で圧倒的な彫りの極み。その作者は嶋村俊表。
住所: 埼玉県川越市宮下町2-11-3
URL: http://www.hikawa.or.jp/jinja/
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