レトロ人気を背景に激変したのが巣鴨地蔵通り商店街で、かつてはおばあちゃんの原宿と言われ若者の姿はほとんどなかった。しかし現在は多くの若者が訪れる商店街に変貌を遂げた。初めてこの場所を訪れたという10代の2人は新鮮で楽しかったなどと話した。色々な街を訪ねてレトロを探しているという金さんは時代が積み重なって残されている点が魅力などと話した。レトロブームは20年以上形を変えながら繰り返されていて、2000年代には昭和の街などを再現した施設が作られ、昭和が舞台の映画が大ヒットした。当時は自分の経験した時代を懐かしむ中高年がブームの中心だったと言われている。変化がおきたのは2015年頃で、SNSに写真を投稿したい若者が牽引役となり純喫茶や昭和歌謡がブームとなった。