夏休みの観光地を襲う突然の雨。兵庫・神戸市中央区では非常に大粒の雨が降り始めた。先ほど群馬県や埼玉県で大雨警報が発表されるなど、午後になり局地的に激しい雷雨に見舞われている。天気急変の原因は雨雲を発達させる日中の暑さ。愛知・名古屋ではことし最高の39度を記録。全国のおよそ4分の1の地点で35度以上の猛暑日に。8月5日はことし2回目の夏の土用のうしの日。東京・目黒区のうなぎの老舗ではエアコンがない店の外に焼き台があるため首に冷却グッズをつけていても職人は常に汗だく。東京・巣鴨でも暑さの異変が起きていた。新型コロナが流行していたときを思い出すほど人通りが減ったという声も。7月は過去最も暑かった日本列島。これから2週間の気温の予報を見てみても北海道から沖縄まで列島全体が赤一色。かなり気温が高い状態が続く予想となっている。埼玉・熊谷市にある埼玉慈恵病院ではきょうの午前中だけでも40代と50代の2人が熱中症で救急搬送。2人とも屋外で仕事をしている最中に倒れたという。この異常な暑さの中では誰にでも起こりうるという熱中症。医師によるとことしの夏ならではの落とし穴もあるという。まだまだ熱戦が続くオリンピック。今週は寝不足からくる熱中症にも注意が必要。