- 出演者
- 石塚英彦 狩野恵里 鈴木あきえ
オープニング映像。
料理研究家・あまこようこさん、歴史講師・伊藤賀一さんとともに大森・蒲田を雑学さんぽ。大田区の名前の由来は昭和22年に大森区と蒲田区が合併して誕生した。
大森駅周辺を散策。西口前は江戸時代、8つの絶景がみられた八景坂。江戸時代は八景坂から千葉県・房総半島まで見渡せた。当時は坂の上に源義家が鎧をかけたと伝わる鎧掛松があった。
「大森貝塚」は明治10年、アメリカ人のエドワード・モース博士が発見。縄文時代の遺跡で捨てられた貝殻などが残されている。問題「モース博士は何をしている時に大森貝塚を発見した?」、正解は「鉄道に乗っている時」。大森貝塚の発見当時、日本には考古学が浸透していなかった。大森貝塚の発見をきっかけに日本初の発掘調査を実施。縄文時代の貝・動物の骨・土器などが発掘された。大森貝塚は日本考古学発祥の地と言われている。
江戸時代に東海道として使われていた旧東海道は宿場町である品川宿と川崎宿を結ぶ休憩地点として賑わっていた。和菓子店「餅甚」は創業300年以上の歴史を持つ老舗。名物「あべ川餅」はきなこと黒蜜をかけていただく。
大森はのり養殖発祥の地。江戸時代、大森の沿岸部でのり養殖がスタートし質・量ともに日本一の名産地となった。大森沿岸部は遠浅&養分が豊富でのり養殖に最適だった。昭和38年、埋め立て計画によりのり養殖が終了。現在ものり問屋が多く残っている。一行は寛文9年創業「海苔の松尾」に立ち寄った。現在は有明産をメインに上質なのりを販売している。看板商品は「御膳のり」。徳川家に献上していたという「御膳のり」は7ランクあり値段は1袋432円~2160円。一行は「御膳のり 雲」を購入した。
梅屋敷駅前の商店街を散策。青果店「レ・アル かきぬま」は旬の野菜&果物が並ぶ。「完熟トマト 桃太郎」は1皿324円。大田区は大田市場があるため野菜が新鮮&安いという。とうもろこしはヒゲが多いほど実がギッシリ詰まっている。またヒゲが茶色いほど甘くて美味しい。一行は「とうもろこし」「玉こんにゃくの煮物」などをお買い上げ。
大正15年創業「八ツ目や にしむら」の系列店「八ツ目や やまもと」に立ち寄った。焼き方も仕入先も巣鴨と同じで伝統を受け継いでいる。一番のこだわりは毎日仕入れる国産うなぎ。秘伝のタレで炭火焼きしている。江戸時代、土用の丑の日に「う」がつくものを食べる習慣が元々あり、江戸時代の蘭学者・平賀源内がうなぎを売り出すために土用の丑の日=うなぎを考案した。一行は「うなぎ蒲焼 大串」をお買い上げ。
手に入れた食材でおうち居酒屋を開店。今日のテーマは「夏野菜たっぷり!簡単スタミナおつまみ」。「夏野菜の冷やしおでん」はこんにゃくの煮物・ゆでたまごをめんつゆで煮る。湯むきしたトマト・下ゆでしたオクラと一緒に盛り付けて氷を浮かべたら完成。
「とうもろこしののりかき揚げ」はとうもろこし・じゃこ・天ぷら粉・水をまぜてのりにのせて油で揚げる。「ナスのみそ炒め」はナス・豚バラ肉・糀甘酒・みそを炒め合わせて完成。
ジャパネット厳選グルメ定期便絶品お肉と海鮮コース第15弾の通販情報。お肉は「神戸牛」「近江牛」「松阪牛」など日本が誇る三大和牛が味わえる。海鮮は「鹿児島県産鰻長焼き」「千曲屋辛子明太子」「本ズワイガニ食べ比べ」など。申し込みは0120-441-222、もしくは「ジャパネット」で検索。
よじごじDaysの次回予告。
懐かしの名曲、松坂慶子・風間杜夫・平田満「蒲田行進曲」とともにエンディング。今日の特集を振り返り鈴木あきえは「歩くだけで歴史に触れられるし美味しいものもたくさんある」などと話した。