TVでた蔵トップ>> キーワード

「工業省」 のテレビ露出情報

ミャンマー中部で発生した大地震。ミャンマー国内の犠牲者は2700人を超えた。タイの首都バンコクで倒壊した建設中の高層ビル。これまでに少なくとも12人が死亡。今も70人以上と連絡が取れないといい、現場では行方不明者の家族らが見守る中、救助隊による捜索が行われていた。タイの工業省はきのう、建設に使用された鉄筋を現場から回収し検査した結果、一部の鉄筋が必要な基準を満たしていなかったと発表。地元メディアは、タイにある中国資本の工場が製造した鉄筋が使われていた可能性があると伝えている。タイ・ペートンタン首相は、きょうの閣議で、責任者を特定し、違反が見つかりしだい、厳しい法的措置を取るよう指示した。震源のミャンマー。犠牲者の数は増え続けている。震源近くの町では、子ども70人が通っていた幼稚園が倒壊。地震当時、建物の1階部分で過ごしていた園児たちが犠牲になった。幼稚園があった場所には、壊れた遊具や子どもたちのかばんなどが散乱していた。ミャンマー軍は、これまでに2719人が死亡し、441人の行方が分からなくなっているとしている。さらに町なかでは、地震で家を追われた人たちは、道路脇にテントを張って、路上生活を強いられている。被災地では、今も多くの人ががれきの下に取り残されていると見られていて、マンションが倒壊した現場では、きょうも救助隊や地元のボランティアおよそ100人が、捜索やがれきの撤去にあたった。ただ大型建設機械などの機材が不足していて、がれきの撤去は多くが手作業。救助活動は難航している。救助隊のリーダーは「救助したい気持ちはあるが、ノウハウも機材もない」と語った。こうした中、ミャンマーの友好国の中国やロシアなどから、捜索や医療支援チームが現地に入り、活動している。アメリカ政府も人道支援団体を通じ、最大で200万ドル、日本円でおよそ3億円を提供すると明らかにした。被災地のニーズを把握するため、さらに人道支援の専門家を現地に派遣するとしている。アメリカ国務省・ブルース報道官は「アメリカは壊滅状態から復活しようとする被災者とともにある」と述べた。日本政府は、国際緊急援助隊の医療チームを派遣すると発表。医療チームはあす未明、ミャンマーに向け出発し、被災した人たちの治療などに当たる。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.