往路最終の山上り・5区。18年ぶりの往路優勝へ、トップに立った早稲田“山の名探偵”工藤を青山学院のエース・黒田朝日が猛追。3位につけた黒田は半分を超えた12キロ辺りで1位の早稲田まで1分2秒、2位・中央まで39秒差に迫るとその中央大学・藤原監督の車両をさっそうと追い抜いていく。2位に浮上すると今度は残り5キロ地点で一気に詰め寄った黒田と先頭の黒田の差はなんと30秒に。3分近く差を縮めたこの快走について渡辺さんは「衝撃ですね。異次元の走り。このあたりから私に熱が上がりました」とコメントした。そして残り2キロを切ったところで黒田が動く。ついに先頭に立った黒田。そして工藤との差をどんどん広げていく。そのまま1位でゴールし、タイムはなんとこれまでの記録を1分55秒上回る衝撃の区間新記録。早稲田は青山学院と18秒差の2位と健闘を見せた。1区16位からの往路優勝は史上最大の大逆転劇だった。
