ドイツでは極右の躍進が多く報じられてきたが、ベルリンでは急新左翼が台頭してきた。ベルリンの議会選挙の結果を見ると急新左翼の左派党が25.7%でトップ。前回の選挙から議席が倍増。左派党をベルリンで率いていたのがエリフ・エラルプ氏。次期ベルリン市長の有力候補担っているトルコ系ドイツ人の弁護士で、2021年からベルリン市議会議員となっている。選挙活動では住宅・生活費を選挙の争点にし草の根運動で若者重視の選挙戦を戦い、ニューヨークのマムダニ市長になぞらえ「ベルリンのマムダニ」とも呼ばれていた。ワシントン・ポストによると左派党はマムダニ陣営を研究し選挙陣営のアドバイザーとも接触したという。急新左翼が議席を伸ばした背景についてドイツ公共放送プロデューサーのマライ・メントラインさんは「ベルリンは住宅家賃が高く住民に不満が溜まっている、左派党は住宅を買い取って公営化し家賃を低くする政策を掲げ人気となった」「中道が移民政策などで右派寄りの政策を打ち出した時、どうせそこまでやるなら政策を極端にした方がかわるのではという期待から極端な右と左に流れたのではないか」と分析している。
