山口重樹医師は帯状ほう疹後に痛みを抱える人たちを診療し続けてきた痛みの専門家。近年、痛みを抑えるための薬が劇的に進化しているという。適切な薬の治療を行うことで痛みの記憶が収まり、最終的に痛みで苦しむ時間を短くすることができると話した。痛みに長く苦しんでいた吉田さんは痛みの専門家を受診したことでその後の痛みが軽減された。5か月にわたって悩まされた痛みから解放され、販売業の仕事も続けることが可能になった。帯状ほう疹だと思ったら、まずは皮膚科医の受診がオススメ。痛みが続く場合は医師と相談し、痛みの専門医の受診を検討。松尾光馬医師は痛みを我慢すると、痛みの記憶が残り、治っているのに痛みがあるように感じる。痛みはしっかり取ってあげるのが大事。一部の患者さんはどんな薬を使っても治らないことはある。薬の使い方によっては少しでも良くなる可能性があるため、諦めずに希望を持ってほしいと話した。
