次に常陸牛を紹介。茨城県が誇る極上のブランド牛。市の面積の65%が森林が占め、ミネラルを含んだ湧き水で育った常陸牛。肉質が柔らかく、口の中でとろけるジューシーな甘みが解くと湯。今回は片岡肉店の片岡さんに家庭で役立つ美味しいお肉の切り方を教えてもらう。まずは繊維に逆らってカット。繊維を断ち切るようにカットしていく。食感が柔らかく口溶けお良いお肉になるという。また舌に押し込むと肉が潰れて口当たりが悪くなるので包丁の刃を前後に優しくスライド。牛刀を使って肉を切っていく。さらに畜産農家へ。関さんは常陸太田市で150頭の常陸牛を飼育する。甘さの秘密はこだわり抜いた3種の餌にある。地元でとれた稲わらを使用する。2つ目の餌は大豆粕やとうもろこしなどの穀類。3つ目の餌は独自のこだわりで酒粕をあげている。牛は発酵飼料が好きで健康的に大きく育つ秘訣だという。餌やりだけで一日4時間かかる。牛舎の掃除や健康管理など1年365日、欠かすことができない、手間暇をかけているからこそ食すことができる。