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「平和の鐘」 のテレビ露出情報

1937年のパリ万博はスペイン内戦のさなかに開かれ、無差別爆撃による惨状を描いたピカソのゲルニカが展示された。今回の万博にはウクライナも参加している。ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナ。パビリオンに展示されているのは兵士が戦場に持っていったリュック。ロシア軍による攻撃の跡が残されているものも。パビリオンのテーマは、売り物ではない。ウクライナの民主主義には売り買いできない価値があることを訴える。紛争の影響は万博にも影を落としている。パレスチナのパビリオンでは、イスラエル政府から許可が下りなかったため、イスラエルの港から展示物を船便で送れなかったという。同じく万博に参加するイスラエルはこれを否定し、展示品が開幕までに届かないことに対する悪い言い訳だとしている。日本の高校生の提案で、ニューヨークの国連本部にある平和の鐘のレプリカが展示される。平和の鐘は日本から寄贈されたもので、1970年の大阪万博で実物が展示された。作ったのは、太平洋戦争を生き残った日本人の男性。関西大学総合情報学部の岡田朋之教授は「どういう背景で展示されているのか想像を巡らせながら見ることが大切」などと語った。

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