北朝鮮の輸出製品を紹介するサイトに載っている「ハローキティ」にそっくりなイラストの服や下着。北朝鮮で無断使用されているとみられるこれらの人気キャラクター、どのような役割を果たしているのか。そのヒントは、かつて金正恩総書記が靴下工場を視察したときの映像にあった。その中には、「ハローキティ」とよく似たイラストが描かれたものも。韓国メディアは、金正恩総書記が職員が海外キャラクターを知っていたことを喜んだという。また、演奏会では、ディズニーの音楽とともに登場したのは、「くまのプーさん」や「ミッキーマウス」のような着ぐるみ。北朝鮮が無断で使用してるとみられるが、なぜ人気キャラクターを取り入れるのか。龍谷大学教授・李相哲は、「彼ら(北朝鮮)の概念では、いろんなキャラクターに著作権があるという概念はないんじゃないか、金正恩総書記はお母さん(高英姫氏)が在日朝鮮人の出身者、くまのプーさんとかハローキティは、小さいときに間違いなく接していると思う、小さいときの記憶がよみがえったんじゃないか」とコメント。