国会では午後、衆参両院の本会議で総理大臣指名選挙が行われ、自民党の石破総裁が第102代総理大臣に指名される。石破総裁は直ちに組閣作業に着手し、皇居での認証式を経て新内閣が発足する。新内閣発足を前に石破総裁は「国民に正面から向き合い、誠心誠意語る。逃げないで実行する内閣にする」と話した。新内閣は自民党総裁選で戦った林官房長官が続投、加藤元官房長官は財務大臣に起用される。女性閣僚は、こども政策担当大臣として初入閣する三原じゅん子氏、文部科学大臣の阿部俊子氏など2人。初入閣は環境大臣の浅尾慶一郎氏、経済安全保障担当大臣の城内実氏、デジタル大臣の平将明氏など、13人となる。石破総裁はきのうの会見で衆議院選挙を27日投開票の日程で行う方針を表明した。9日に衆議院を解散する方針で、新内閣は発足早々、選挙戦に突入することになる。