2019年10月31日、静電内部から発生した火災によって9施設が焼失した首里城。それまでは年間280万人の来訪があった一大観光名所だったため、沖縄経済に大打撃を与えた。しかし今、そんな首里城に多くの観光客が足を運んでいる。2022年から復元工事が始まった首里城。正殿の完成は2026年を予定しているが、あえてその過程を公開した見せる復興を実施して人気を博している。2022年11月の工事開始以来、累計約130万人が来場。復元の総工費は正殿だけでも120億円以上かかる見通し。しかし、首里城のためにと一般から集まった寄付は現時点ですでに58億円に達するんだとか。これまで首里城は焼失により何度も復元されてきた。現在の工事では平成での復元と異なる点がいくつかあるという。