あす衆議院の解散に踏み切る石破総理大臣。参議院では石破総理に対する代表質問が行われ、野党側からは「総理に就任する前と後とで打ち出した方針が変わった。手のひら返しではないか」などとの指摘が相次いでいる。衆議院選挙での旧安倍派議員らの公認問題をめぐり、石破総理は国会審議の合間をぬって森山幹事長や小泉選対委員長と公認について詰めの協議を行った。現時点で非公認となる見通しなのは、旧安倍派幹部の下村博文氏、西村康稔氏、高木毅氏に加え、政治倫理審査会に出席していない萩生田光一氏、平沢勝栄氏、三ツ林裕巳氏。これに加えて石破総理は、党の処分を受けた議員で説明責任を果たしていないと判断した議員についても非公認とする考え。石破総理はあす午後、衆議院を解散する前に立憲民主党の野田代表ら野党党首と党首討論で対決する。