- 出演者
- ビートたけし 阿川佐和子 モーリー・ロバートソン 東国原英夫 石原伸晃 泉房穂 宮沢博行
アメリカファーストを掲げ、ディールを好むドナルドトランプ氏。大統領選でも関税引き上げを主張したことで世界経済に波紋が広がっている。ニューヨーク株式市場ではダウ平均株価が史上最高値を更新。日経平均株価は当選確実となった前日より1000円以上上昇、3万9000円台に回復。トランプ氏の返り咲きは日本にどんな影響を与えるのか。石破総理大臣はどう渡り合うのか。石破総理大臣は「トランプ氏と接点を早急に持つべく努力したい」と述べた。11日に行われる総理指名選挙。連立与党を組む自民党と公明党が過半数を下回る中、石破総理大臣の続投が決まるのか、野田総理誕生で政権交代か。ネットを活用し支持を訴え、衆院選で議席を4倍に伸ばした国民民主党・玉木雄一郎代表。会見で玉木代表は「玉木雄一郎と書く」と述べた。国民民主党が決選投票でも玉木代表に投票することで結果として石破首相の続投という線が濃厚。玉木代表がこだわる年収103万円の壁の引き上げ。非課税枠を国民民主党が主張する178万円に引き上げれば7兆〜8兆円の税収が減ると政府は試算。裏金問題で自民党から処分を受け無所属で当選した世耕氏、萩生田氏、西村氏、平沢氏。自民党は4人に対し、衆院会派入りを要請、承諾された。自民党東京都連最高顧問・石原伸晃氏が緊急参戦。裏金問題を自ら暴露、パパ活不倫を認めて議員辞職、今回の衆議院選挙に無所属で出馬するも落選した宮澤博行氏も参戦。
オープニング映像。
第50回衆院選挙では自民公明の議席は過半数割れとなっている。石原伸晃さんはこの結果について惨敗で選挙活動費だからと2000万円を配っていたら勝てるはずがないと話す。宮沢博行さんは自身の裏金問題などがあったにも関わらず投票してくれた人には感謝したいがそれでも自民連合は強いと感じたという。有権者からは裏金のことより自身の不祥事へのお叱りの言葉が多かったが手を振り返してくれたりと選挙期間中の手応えは感じていたという。総理指名選挙について引き続き石破総理大臣が続ける可能性もある。泉房穂さんは立憲も対応をミスっており、今回は石破さんが総理を続ける可能性があるという。モーリーさんから決選投票になっても玉木雄一郎氏の名前を書く可能性があるのかと質問。そう宣言している人もおり、実際に書いたら無効票となり、過半数を満たなくても多数を得た議員が総理大臣となる。野党が集結すれば政権交代の可能性もあり、過去には当時議席数35の日本新の細川代表が総理になったこともある。それでも立憲民主のもとに集結できない理由として政策が違うや立憲民主党と組みたくないという思いが強いのがあると話す。
玉木代表の心情について東国原さんは総理になりたいと思っていると思うがそれをやったら国民民主は潰れてしまうと話す。前提として国民民主が掲げた政策を自公が丸呑みするならいざすらず進まない場合は失望に変わると説明。103万円の壁について財務省も総務省も税収が減ると説明しており特に地方は4兆円ほど減ると計算上でていて、それでも玉木代表はそれでも引き上げるべきと東国原さんは話す。すると自公が140万円くらいにしないかと歩み寄ってこようとしてくると話す。また玉木代表の案を石破首相が採用した場合、支持率は上がるか聞くと石原さんは玉木さんの手柄のため変わらないと話す。一方で宮澤さんは決断力の欠如がみられていたため少しは上がると思うと話した。しかし、自民党内で簡単に乗りやがってという声はでてくると思うが支持率が上がればそういう声は消えると思われると話し、何も変えられない自民党というイメージを払拭するためのプロセスは整っていると思うなど話した。
石破総理が就任した直後の解散について宮澤さんは政権維持というタイミングといえばここしかないが予算委員会をやると言っておきながら最短でやったことについての不信感は強くみそがついたと思われる。そんな自民党を恨んでいるかと宮澤さんに聞くと許すしか無いと述べた。しかし東国原さんは自民党の支持率低下は裏金問題の他に議員の不祥事もあるのではと指摘すると深く反省しておりますと述べた。そして自公の過半数割れについて国民の民意でやったため結果として良かったと思うと話し、泉さんも数合わせの政治から政策合わせの政治になるきっかけだと思うなど話した。東国原さんは自民党は分裂しないのかと聞くと宮澤さんはしないと述べるが説得力がないと言われてしまう。政治は数というのを知っているためがわは削らないという。安倍派は再結集するかは不明だが上からはお金、地方議員とのコネクションがあり、その恩義を切ってまで政党を変えるというのはないがよっぽと熱量がある議員が入れば可能性があると話した。石破おろしが起きても分裂する可能性はないという。
米国大統領選に勝利したトランプ氏が国際舞台に再び襲来。トランプ氏がフロリダ州で演説「国民のために見事な勝利を収めたことで米国を再び偉大にすることができる」。敗れたハリス氏がワシントンで演説「選挙結果を受け入れなくてはならない」、敗北を認めた。トランプ氏と外交交渉をすることになる石破総理大臣は「ドナルドトランプ氏と電話会談した。非常にフレンドリーな感じがした」と述べた。対面会談の早期実現で一致、11月中の訪米を模索している。
もしトラからまたトラへ。トランプ氏の返り咲きに各国はどう反応したのか。大統領選中「大統領になったら24時間以内に戦争を終わらせる」と言っていたトランプ氏の勝利にウクライナ・ゼレンスキー大統領は「共に和平を実行することを期待する」とコメント(Xより)。支援継続を要請。ロシア・プーチン大統領はソチで「ロシアとの関係を回復しウクライナ危機を解決したいというトランプ氏の発言は少なくとも注目する価値がある」と述べた。ガザやレバノンで戦闘を続けるイスラエル。ネタニヤフ首相のコメント(SNS)「米国の新たな始まりとなる」。対中関税の引き上げを主張しているトランプ氏、中国外務省・毛寧副報道局長が北京で会見、「大統領選挙は米国の内政であり、米国国民の選択を尊重する」と述べた。
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これまでのトランプ氏の過激な発言を検証、いくつかの懸念材料が見えてきた。アメリカファーストを掲げるトランプ氏は大統領選挙で勝利したら中国に対しては60%、日本にも10〜20%の関税を課すと主張。ウクライナ支援には消極的なトランプ氏。停戦に向け支援を停止する可能性も。イスラエル問題ではイスラエルの攻撃を容認し、戦闘が激化するのか。台湾有事には「中国に巨額の関税をかける」と圧力をかける一方で「台湾は我々に防衛費を支払うべき」としている。トランプ氏再選で世界情勢はどう変化するのか。米軍基地問題などの難題を抱える石破総理大臣はトランプ氏とどう付き合っていくべきか。
トランプ氏が返り咲いたニュースについてトーク。前回なぜ良かったのか石原さんは安倍総理がニューヨークへ飛んでいき、人間関係を作ったと話す。
石原さんは前回はイバンカ氏とクシュナー氏がキーマンだったが今回はトランプ・ジュニア氏がキーマンとなっており、見ておいたほうが良いと話す。石原氏はアメリカの議員が来日してきたときに話を聞くとトランプ氏が勝つと言っていたと話した。モーリーさんは北朝鮮がロシアに派兵しており、日朝関係で緊張が走っているなど話す。一方でトランプ氏は前回大統領の時に金正恩氏と会談を行っており、今回も実現を目指し核弾頭の数は少なくなると話しているという。そして石破総理とトランプ氏はうまくやっていけるのかという質問に安倍さんと交流があり、安倍さんが石破さんを嫌っていいたことを知っている可能性があるのでは話す。そして前以上により言ってくると思うと泉さんは話した。さらに東国原さんは前回はまだ常識内だったと思うが今回は色々やってくる可能性があり、日本の防衛は日本でやってくれなど言ってくる可能性もあるや円安が続くと陰謀論を入れてくる可能性があるなど述べた。
予測不能なトランプ氏はなぜ台湾だけではなく日本も守らなきゃいけないんだと言い出しかねないと話し、日本はそういうことを考えて行動するべきで話す。一方で国民徴兵は絶対に議会を通らないとされ、その可能性はない。しかし中国は絶対に台湾を攻めると思われると東国原さんは話した。
石破総理の行動はとにかくトランプ氏と個人的に人間関係を作るべきで、作らない限り好きに動くと思われ、地位協定などの見直しは絶望的、アジア版NATOは夢のまた夢であるなど話した。
ビートたけしが本日の話を聞いて話す。まだ敗戦国そのもののようで独立国としてありなのかよと思うくらいアメリカから抑制されているなど述べ、少しずつで良いからどうにか取り除いてほしいと話した。