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- 大竹まこと ビートたけし 阿川佐和子 岩田明子 安部敏樹 東国原英夫 泉房穂
過去最多9人が立候補した自民党総裁選。石破茂は決選投票前の演説で過去について反省し、謝罪。議員に投票を訴えた。高市早苗氏は感謝の言葉を口にした。小泉氏を支持していた議員や旧岸田派の議員などの票が加わったとみられ、石破氏が逆転勝利。石破新総裁は「ルールをきちんと守る政党でなければならない」と述べた。国民の信頼を失うきっかけとなった政治とカネの問題。総裁選の最中に報道された2013年参議院選挙の直前に自民党本部の総裁応接室で当時の安倍総理大臣と統一教会会長らが面談していたとみられる写真(朝日新聞)。石破総裁は「再調査する」とは明言していない。衆議院の解散・総選挙の時期については「適切な時期を判断したい」としている。同い年対決となる石破新総裁と立憲民主党・野田新代表の初対決はどうなるか。
オープニング映像。
8月24日の出馬表明会見で石破氏は「新体制になれば可能な限り早く国民の審判を仰がねばならない。自由民主党公認候補として公認するにふさわしいかどうか、議論は選挙対策委員会で行われるべき」と述べた。泉房穂は「決選投票に向けて最初は国民の方を向いていた候補者が国民を見ずに近くの国会議員の顔色伺いだした。新総裁になった以上は裏金問題と旧統一教会問題は再調査してほしいと強く思う」等とコメント。朝日新聞「安倍氏、旧統一教会会長と面談か」の記事紹介。岩田明子は「面会は首相官邸だったら総理番という人達が張り付いていて何時何分に誰が入ったというのが全部分かるが、総裁応接室だと分かりにくいところもあったりして完全に誰と会ってたというのはキャッチできていない部分もあった」、東国原英夫は「野党は臨時国会で政治とカネ・旧統一教会・経済対策・安全保障等々を新執行部でどれだけ追及できるか」等とコメント。
9月27日、自民党総裁選で石破茂氏が新総裁に選ばれた瞬間、誰よりも驚きの表情を見せた妻・佳子さん。1回目の投票では高市早苗氏に次いで2位だった石破氏が決選投票で逆転する劇的な展開に。自民党総裁の妻として近々日本のファーストレディーとなる見込みの佳子さん。2人は慶應義塾大学法学部の同級生。政治家人生を二人三脚で歩み、最後の戦いと位置付けた5回目の挑戦で自民党総裁の座に上り詰めた石破氏。安心、安全に暮らせる国を目指し目玉政策として訴えてきた防災省創設。地震や豪雨など自然災害が多発する日本にとって防災対策から災害時の初動対応、復旧、復興までを一手に担う専門の省庁が必要だという考え。多くの国民が物価高にあえぐ中、注目される経済政策。税制については「法人税は上げる余地がある」としている。今回の総裁選で争点の1つとなっていた解雇規制の見直し。小泉進次郎氏は「正規で雇いやすい環境を作っていかなければならない」、高市早苗氏は「日本の解雇規制がきつすぎるかといえばそうじゃない」、石破総裁は「いかにして労働者の権利が守られるか。経営者がいかにして有能な人材を確保するか。両立の観点から解雇規制の緩和は議論されるべき」と述べた。新総裁になった直後の会見では、小泉氏と高市氏の2人とも要職に付く可能性を示唆。
安部さんは、解雇規制の見直しを最初にやるかは置いといて、人材の流動化は絶対必要だとした。東国原さんは、まずは大企業の解雇規制の緩和で、中高年が年功賃金になり固定化してしまうので、その方たちにリスキリングや再就職を保証して解雇、あるいは解雇時に金銭解決し流動化することは成長戦略として正しいなどと述べた。安部さんは、現状は非正規の人にとって不利な状況で、そのサポートをしながら正規の人たちもサポートとするとなると次の世代にツケをつけるしかないため、非正規の人たちを守るために正規の人たちによりチャレンジしてほしいなどと述べた。岩田さんは、労働市場改革が必要だと思ったのでNHKを早期退職したという。泉さんは、解雇規制の緩和は企業側からの目線なので、今の時代は将来不安の時代で解雇規制の緩和のメッセージは不安を煽るなどと述べた。景気を良くするには国民の手元にお金が残るようにすればいいなどと話した。
「石破新総裁は何をやれば国民の生活を豊かにできるのか」などについてのトーク。石破総裁の発言「内部留保はものすごく増えている。設備投資は伸びなかった。賃金も伸びなかった。30年前に世界一だった国際競争力が36位に落ちた。ドイツにGDPは抜かれた。いかにして労働分配率を上げ賃金を上げるか。設備投資を増やし、いかにしていい製品をつくり、いいサービスをつくるか」などと話している。岩田は「なぜこれを賃上げの原資に使わないのか。これを原資にして賃上げ7~8%要求していいと思う」、東国原は「賃上げ税制をやって来たが中々効かない」、大竹は「内部留保が貯まっているのはリーマンショックを経験したのと、これからの日本の将来に不安を持っているから」などとコメントした。内部留保には税金がかかってないという。
自民党新総裁・石破茂氏が新たな総理大臣になると日本の外交はどう変わるのか。9月27日の会見で石破総裁は「ロシア機による領空侵犯、中国艦による接続海域入境、色々な問題があった。日本国を守るということをきちんと確立する」と述べた。得意とする安全保障政策を強調。9月18日、中国・深センで起きた日本人男児が刃物で襲われ死亡した事件。6月にも蘇州市で日本人親子が襲われるなど日本人が巻き込まれる事件が相次いでいる。中国外務省・林剣報道官は「個別な案件。類似の事件はどこの国でも起こり得る」などと述べ、偶発的な事件としており、未だ容疑者の動機は明らかにしていない。18日、中国の空母が日本の接続水域に初侵入。中国軍を巡っては、8月に情報収集機が初めて日本の領空を侵犯、軍事的挑発ともとれる行動を続けている。石破氏はニュース番組で危害射撃を自衛隊に認める法改正の必要性に言及。8月、台湾を訪問した際には頼清徳総統と台湾有事への危機感を共有した。
石破氏が新総裁に選出された9月27日、中国外務省・林剣報道官が北京で会見、「中国は日本の政治家が台湾を訪問することに一貫して断固反対している」と表明。「日本を守る」と強い姿勢を示している石破氏。今後の日中関係は石破新総理誕生で良好となるのか。大統領選真っただ中の米国。トランプ氏が勝利すれば米国ファーストを主張し、日本にも大きな影響を与えると考えられる。石破氏は日米地位協定の改定を主張。石破新総裁、新総理は日本のためにどんな外交政策を行っていくのか。
外交についてのトーク。東国原は「中国の日本人男児死亡事件は中国の大手メディアでは報道されていない。日本人を狙ったのではなく、偶発的な事件として処理している。中国は経済が失速していることもあって大事にしたくない」、泉は「領域主権と対人主権があり、海外にあっても日本人を守る責任がある。毅然と対応すべき」、岩田は「これまで日中関係を引き上げてきたが、なかったことみたいになっている。この外交資産を認識して外交する必要がある」などとコメントした。
次期大統領が誰になるのかなど、米国との関係についてのトーク。東国原は「日本にとってはハリス氏が大統領になる方が有利。トランプになったら台湾を守れないと言っている。台湾有事は必ず起きる」、岩田は「問題なのは中国が米国の方しか向いてないこと。数年前までは日本も取り込んでっていう形で外交ができたが、もう米国とその他の国っていう風になっている。日本がいくら言っても関係がないという風に外交の方針転換をしてしまっていることが非常に問題」などとコメントした。
ビートたけしが「台湾で映画関係者と会ったら、中国が台湾を取り戻すというのは信憑性が高いと心配していた。経済は普通の関係になっている。日本は情報があるのか」などとコメントした。
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