- 出演者
- 江口ともみ ビートたけし 阿川佐和子 眞鍋かをり 古田敦也 岡田圭右(ますだおかだ) 岡島秀樹
ナ・リーグで優勝した西の名門、ドジャース。対するはア・リーグを制した東の名門、ヤンキース。43年ぶりとなるワールドシリーズでの東西名門対決。両チームがワールドシリーズで対戦したのはメジャー最多の11回。初めての対戦は1941年。当時ドジャースの本拠地はニューヨークのブルックリンにあり、球場を地下鉄で行き来できることから「サブウェイシリーズ」と呼ばれた。戦いを制したのはヤンキース。以降ブルックリン時代のWS対決ではドジャースが1勝6敗と負け越したものの本拠地をロサンゼルスに移してからは2勝2敗。最後に対戦した1981年はドジャースが世界一に輝いている。12回目となる歴史的WS。大谷翔平は「1年でここまで来られて、あと少しなので最後まで走り抜けたい」と語った。
世紀の一戦で注目になっているのが大谷翔平。メッツとのリーグ優勝決定シリーズで快音を連発。短期決戦での勝負強さを発揮。山本由伸は先発したメッツとの優勝決定シリーズ第4戦では、5回途中まで投げ8奪三振の好投。大谷、山本を擁するドジャース。4年ぶりのWS優勝を目指す。ヤンキースは最後にWSチャンピオンになったのは2009年、松井秀喜が優勝に貢献。シリーズ中の打率は6割を超え、HR3本、8打点の活躍で日本人選手初となるMVPを獲得。
オープニング映像が流れた。
大谷翔平について、古田さんは「体の大きさからまず違う」、岡島さんは「パーツがまた大きくなった。絶好調で良い形できている」などとコメント。大谷に仕掛けないで次のバッターのベッツやフリーマンに仕掛けると予想。得点圏で好調の要因について、HRで点が入るよりも自分でチャンスを広げていきたいとなってるという。テオスカー・ヘルナンデスなど次のクリーンナップを打つ人達が返してくれるので、繋ぐ野球をやってるという。古田さんは、「シーズン中50-50という前人未到の領域に行きたいと本人もあったし、監督の後押しもあった。大事なゲームにもなってきたしランナーを返す打撃をしてるので集中力も高まってる」などとコメント。岡島さんはワールドシリーズ優勝経験があり、チャンピオンリングを付けてきていた。マイナーのコーチ、監督までもらえるという。選手は全部名前入りとなる。フェイスはルビー・サファイア・ダイヤモンドが入っている。NYとロサンゼルスという大きい街同士の人気球団同士なのでアメリカも盛り上がっているという。最初はロスで2試合、移動日がありNYで3試合、決着がつかないとまたロスに戻って来る。ロスは暖かいので、寒いところにいくと体の動きが悪くなるという。ピッチャーは指先が乾燥するのでボールが滑ったりするという。岡島さんは「1球の重さっていうのがある。そこで打たれたりしたピッチャーに対してはブーイング」などと話した。
今シーズン前人未到の50HR、50盗塁を成し遂げた大谷翔平。9月19日のマーリンズ戦はメジャー史上最高の一日となった。自身初の6打数6安打で3打席連続HR、球団記録となる1試合10打点。ワールドシリーズでは大谷翔平とアーロンジャッジのライバル対決にも注目が集まっている。ジャッジは今シーズン58HR、アリーグHR王を獲得。大谷とジャッジ、シーズン50HR超えの選手が両チームにいるのはWS史上初。2人の打撃を徹底比較する。
ドジャース・大谷翔平とヤンキース・アーロンジャッジの打撃を徹底比較。ことしのレギュラーシーズン、打撃3部門の成績では共にHRと打点の2冠。ポストシーズンでは大谷が打率2割8分6厘10打点3HR、ジャッジは打率1割6分1厘6打点2HR。今シーズンジャッジの最も速い飛距離のある打球は40号HR。大谷の最も速い打球速度は菊池雄星から放った191.8km/h、最も遠くまで放った打球は20号HR。今シーズン大谷は59盗塁、ジャッジは10。また、大谷の盗塁成功率は93.6%にものぼる。ジャッジのほかにもスーパースター級の強打者が揃うヤンキース。移籍1年目で41HRのソト。2017年にリーグMVPを獲得し、今回のポストシーズンで5本のHRを放っているジャンカルロスタントン。ドジャース打線にもMVPトリオが。8月31日のダイヤモンドバックス戦では3人が最高の形で共演。2021年と2023年のMVP、大谷翔平が先頭打者HR。2018年MVPの2番、ムーキーベッツが続く。2020年MVP、3番、フレディフリーマンと3者連続アーチ。そしてドジャースの投手陣には抜群の修正能力を誇る山本由伸がいる。
ワールドシリーズについて。ジャッジ選手について古田氏は「ムラがある。ただ当たったらエグい」などとコメント。MVPについてビートたけしは「打撃戦になったら大谷選手が最優秀とる可能性がある」、古田氏は「ドジャースが勝つチャンスは大量得点。大谷にチャンスが回ってくることはある」などとコメント。岡島氏は「ドジャースは繋がる野球をしてくる。短い期間だったら有利」などと話した。古田氏によると大谷は超積極的だそう。
古田敦也は大谷選手のベストホームランとして52号を挙げた。岡島秀樹は見どころを聞かれ、リリーフピッチャーの起用法が大事になってくるなどとコメント。ヤンキースの中継ぎ投手ティム・ヒルは、左打者キラー。古田敦也は、毎試合出てくると思いますなどとコメントした。
大谷翔平の国際大会デビュー戦は世界野球プレミア12で、第1回が行われた2015年の小久保監督率いる侍ジャパン。開幕戦で先発したのが大谷翔平。韓国を相手に圧巻の投球を見せ、6回2安打10奪三振無失点に抑えた。準決勝にも先発登板し、7回1安打11奪三振無失点の快投を見せた。第2回の2019年は稲葉監督が率い、現在のメジャー選手たちが躍動した。打率・打点・得点と3部門でトップに立ち大会MVPに輝き、侍ジャパンは悲願の初優勝を果たした。第3回は井端監督が指揮する。
プレミア12は、世界ランキング上位12の国と地域が参加する国際野球大会。岡島秀樹は注目選手として戸郷翔征や大勢、高橋宏斗を挙げた。
古田さんは打者のキーマンに牧秀悟選手を挙げ、「前回のWBCから大きく成長してベイスターズの中心になっている。若い世代を引っ張っていくという気持ちになっていると思う」などと話した。そしてプレミア12連覇の確率について岡島さんは100%、古田さんは70%とした。
たけしさんは「大谷が投げちゃったら笑っちゃうよね」などと話した。
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