“裏金”候補選挙区の46人は18人当選、28人落選。井上さんは、選挙期間中に情勢調査を2回やったが、序盤と終盤では劣勢の選挙区が増え苦戦しているのが見て取れたという。今日の結果も厳しいものだったと言えるという。埼玉13区の無所属・三ツ林裕巳氏は情勢が悪化し続けた一人。当初優勢だったがその後接戦になり結果落選となった。東京24区の無所属・萩生田光一氏は接戦を制し当選。自力がある政治家なので勝ち抜いてきたということになる。与党で過半数を確保したい自民党が追加公認する可能性について、石破総理はかねてから当選すれば有権者からの信任を得たことになるというふうに語っていたので、萩生田光一氏や平沢勝栄氏あたりが対象になる見通し。執行部には追加公認に慎重論があり、今日以降再度協議されると見ている。自民党苦戦の要因に、終盤に出てきた2000万円問題が効いたのは間違いないという。