先月から販売されて話題となっているのが、ウェンディーズ・ファーストキッチンの本気 黒トリュフの濃厚ホワイトクリーム。値段は1120円。先月から発売されたこのパスタは、想定の1.5倍の売上を記録している。最も安いパスタが620円に対し、一番高いトリュフパスタが約2倍の価格。買ってもいいかもと思わせる購買心理が働いているという。いま、ファストフード店でこのようなリッチメニューが各社から出ている。モスバーガーの一頭買い 黒毛和牛バーガーは去年約240万個を売り上げた。ウェンディーズ・ジャパン社長に話を聞くと、パスタにフォーカスさせたいという思いから敢えてトリュフを使ったパスタを作ることにした。中間価格のパスタも作り、3種類を同時に発売。この体験価値を生み出した結果、パスタ全体の売り上げが30%増加した。