通勤など移動手段として東京都が進める「舟旅通勤」。その新たなルートとなる五反田ー天王洲間の運航が昨日始まった。初日、第1便の40席は完売。午後4時、天王洲に向かって五反田を出発。船通勤の魅力は移り変わる景色。東京都がこの航路を選んだ狙いはオフィスビルや商業施設が多い五反田と開発が進む天王洲エリアをつなげること。また仕事帰りにこの2つのエリアを訪れる人の利用に期待。12日、日本橋を視察した小池都知事は水辺に顔を向けた街づくり、舟運の活性化に取り組んでいるとした。東京都は船による通勤を定着させ水辺のにぎわいを創出にもつなげるため、運航会社に補助金制度がある。おととし10月に日本橋ー豊洲間が運航開始、去年5月には晴海ー日の出間が運航を始め、今回が3本目の航路となる。五反田ー天王州ルートは平日午後4時から午後10時の7便運航される。