卓球の日本代表について。早田ひな選手と平野美宇選手に加え、団体戦メンバーに15歳で中学3年生の張本美和選手が選ばれた。張本美和選手は去年11月の全農カップ決勝ではチキータと呼ばれる技を武器に日本のエース早田選手を破り優勝。去年は世界ツアーでも2度の優勝を飾るなど2年前は624位だった世界ランキングが現在は16位まで浮上。男子では張本智和選手が代表に選ばれ日本卓球界初の兄妹でのオリンピック出場となっている。会見で美和選手は「発表されて直ぐに兄からお祝いのメッセージを貰った、一緒に行けるのは嬉しいし頑張りたい」などとコメントしている。東京オリンピックで金・銀・銅の3つのメダルを獲得した伊藤選手は世界ランクや選考ポイントでも張本選手を上回っている。団体メンバーに関してはダブルスの相性を考慮し、強化本部の推薦で決まるという。張本選手が選ばれた理由について女子代表の渡辺監督は「去年の戦いぶりを見てダブルスも非常に上手、総合的に見て張本選手が一番ふさわしい」などと話している。中国メディアも張本選手について「試合毎に新たな進歩を遂げる可能性がある。中国代表としては非常に対策が難しい」などと警戒している。