世界卓球選手権団体戦決勝で中国と激闘を繰り広げた女子代表が今日帰国し、午後4時に会見に臨んだ。伊藤美誠選手は今回、準決勝以降リザーブに回っていた。決勝の相手の中国は世界ランカー1~3位を要し、日本は早田ひな選手、平野美宇選手、張本美和選手のパリオリンピックトリオが迎え撃った。中国から早田、平野両選手が勝ち星を上げ2勝2敗で迎えた第5試合、張本選手は東京オリンピック金メダリストの陳夢選手と対戦した。5連続得点などで第1ゲームを先取すると伊藤美誠選手が張本選手を言葉で後押しし、第3ゲームで逆転を許した時点で日本側がタイムアウトを取ると笑顔で励ますなど、椅子に座ったままチームに的確なアドバイスを送っていた。激戦の末日本は銀メダルとなった。パリオリンピックにリザーブとして加わる可能性について、伊藤美誠選手は「これからオリンピックに出場したい選手だったり金メダルを取りたい選手が、リザーブとなって帯同すべきと思っている」と話した。