先生の長時間労働を減らそうと、これまで学校が主体だった部活動を地域に移行する動きが全国で広がっている。広島県内では公立中学校の土日の部活動を先生なしで行う取り組みが一部自治体で始まった。安芸高田市の甲田中学校のハンドボールは4月からクラブチームになり、近くの接骨院で働く山手さんが指導していて、顧問の先生が立ち会うのは平日の練習冒頭30分ほどのみになった。こうした取り組みは広島県の7市町で始まっている。ただ、支援員が思うように集まらず、モデル事業12校のうち2校では事業がスタートできていないという。
住所: 広島県広島市安佐南区大町西2-35-1