広島市内の中学校で行われている平和教育の授業。担当教員の原野さんは、被爆者の証言を子どもたちが聞く機会が減っていることに危機感を抱いている。学校では、生徒たちが自分で考えて発信する機会をつくることに取り組んでいる。県外からの中学生に、生徒自らが平和公園を案内し、自ら調べたことを自分の言葉で説明してまわる。原野さんは、過去のことをしっかり学び、今後にどう生かしていくかを考えていく必要がある、子どもたちがこれからの次世代に語り継げるような教育ができればいいなどと話した。
住所: 広島県広島市中区中島町1-2