被爆者運動に最初期から携わってきた98歳の被爆者は、他人事と思わず、自分の身に引き寄せて核兵器のことを考えてほしいと話していたという。被爆者たちは、原爆投下による惨状を経験しただけでなく、見えない放射線の影響に怯え、被爆したことによる差別にも苦しみながら、戦後を生きてきた。核兵器が使われたらどうなるかということを想像することが必要だ。午前8時から行われる式典には、過去最多の国や地域の代表が出席する予定。被爆地・広島は、被爆者たちが一貫して繰り返してきた核兵器廃絶の声を改めて国内外に強く訴える一日となる。
住所: 広島県広島市中区中島町1-2