二宮和也が94歳の被爆者・梶本淑子さんの元を訪ねた。梶本さんは14歳で被爆。その時のことは今も鮮明に覚えているという。戦後、被爆した父親を亡くし、貧困や差別に苦しんだ。戦争の悲惨さを後世に伝えたいと94歳になった今も証言活動を続けている。梶本さんは戦争の記憶を未来に残すため、最新技術を使ったある装置の開発に協力した。収録された映像からAIが適切な返答を選び出し、梶本さんと擬似的に対話できる装置。戦争の記憶を繋ぐために私たちに何ができるのか。梶本さんは「難しいこと考えないで、自分の好きなことや得意なことでつないでほしい」などと話した。
住所: 広島県広島市中区大手町1-10