原爆資料館には被爆を再現した人形が展示されていたが、収蔵庫に移送された。東京藝術大学の菅亮平准教授は原爆の悲惨さをアートで伝えるか考える上で、「被爆再現人形は大きなヒントになる」と語る。18歳の時に被爆し、語り部の活動をしてきた阿部静子さんは被爆再現人形について、「私共の気持ちを代弁してくださっとる。私は感謝しておりました」と語った。菅准教授は昨年、個展で被爆再現人形の実物大写真を展示。歴史の継承において、実物、作り物にも役割があり、限界があるという。原爆資料館では実物を重視した展示で原爆の被害を伝えているが、惨憺な展示を子どもにどこまで見せるべきか議論が行われている。上手由香准教授の調査によると、来館した小学生の中に夢などで展示を思い出す児童が複数いるという。検討会では28年度から新設のエリアに「気分が悪くなりそうな人は他の展示物で学びましょう」との看板を設置する案が示された。
検討会のメンバーで、被爆者でもある内藤慎吾氏は「見学後の心のケアに注力すべき」と提案。看板には「不安を感じる人は先生、ボランティアスタッフに相談しましょう」などと表記する案が示され、内藤氏は賛意した。
検討会のメンバーで、被爆者でもある内藤慎吾氏は「見学後の心のケアに注力すべき」と提案。看板には「不安を感じる人は先生、ボランティアスタッフに相談しましょう」などと表記する案が示され、内藤氏は賛意した。
住所: 広島県広島市中区中島町1-2
URL: http://www.pcf.city.hiroshima.jp/
URL: http://www.pcf.city.hiroshima.jp/
